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センダン [草花]

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「栴檀(センダン)は双葉より芳し」という諺は、子どものときに学校で習って、大概の人がよく知っていると思います。でも、「センダン」という植物を実際に見たことがある人は、私もそうですが、少ないのではないでしょうか。今年5月、自然公園内で「センダン」という札のかかっている木に気がつきました。見上げるような大木で、ちょうど花が咲いていました。これがあのセンダンなのかと思ってじっくりながめましたが、どうにも「栴檀は双葉より芳し」のイメージに結びつきませんでした。

たまたま、きょうの朝日新聞に、私と同じような経験をした年配女性の「ひととき」への投稿の波紋に関する記事が載っていました。彼女も「センダン」の木にはじめて巡り会って、感激して投稿したのだそうです。たくさんの反響の中に、「栴檀は双葉より芳し」の「センダン」は実は「白檀(ビャクダン)」のことで、この「センダン」とは別の木なのですというのがあったそうです。記事によると、その通りで、彼女が見た木、つまり私が見た「センダン」と札のかかった木は、この有名な諺になった木ではない。それはインドで多く栽培されている香木「白檀」なのだそうです。扇子などになっている良い香りの木でしょうか。

「白檀」が何故「センダン」になったのかは、説明によると、中国では「白檀」のことを「センダン」と言うのが原因らしい。今、日本で「センダン」と呼ばれている木は、中国でも日本でも別の名前で呼ばれていたが、何故か日本では江戸時代ごろから、「センダン」と呼ばれるようになったらしい。

「白檀」は日本では自生できないので、見ることはできないそうです。ネット検索によると、『小石川植物園』で育てられているとか。『高さ20mにも達する常緑喬木で、樹皮と白太(辺材)を取り除いて赤銅色の心材を乾燥させると、清涼感のある柔らかな芳香を放つ』のだそうです。

ということで、私が見た「センダン」は「栴檀は双葉より芳し」とは無関係な木だったのです。どおりで「栴檀は双葉より芳し」という感じが皆無だったわけです。

ビャクダン(白檀)http://www.hana300.com/byakud.html
センダン(栴檀)http://www.hana300.com/sendan.html
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コメント 2

ななこ

香木として使える部分は心材だけなのですね。
高価なわけですね。

ちまたの栴檀が諺のせんだんと違うと言うことは前に読んだことがあって植物の取り違えは昔からよくあることなんだと思ったものです。

そういえば紫檀という材質もありますね。
仏壇というイメージなのですが。

by ななこ (2008-07-20 23:32) 

euridice

>植物の取り違え
オペラや小説に登場するものでも、
例に事欠かないですね・・
by euridice (2008-07-22 07:04) 

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